memo/2012-04-17
鏡筒のガタ
オリンパスペンEEシリーズのシャッターユニットを後側（フィルム側）から見た画像。
このユニットは実際は更にセレン光電池を含めた鏡筒とファインダー一体型のメーター部分もついている。黄色の○で囲んだ内側４カ所のネジでボディに止められていて、ネジはフィルム室側から見えている。
鏡筒のガタのあるものは、まずこのネジが緩んでいるのではないかと疑うのだが、これまでにカメラ修理してきたものは例外無く？その外側の黄色の○３カ所が緩んでいた。この部分は上述の４本のネジ穴が付いた、シャッター羽根を納めるフタを止めるようになっているのだが、この個体もご覧の通り１本足りない。緩んで外れたネジはメーターの磁石に吸い付けられて中に入り込み、メーターも動かない状態だった。
ペンEEシリーズのシャッターユニットを含めた主要部分はこの３本のネジでボディに支えられているという方が正解かもしれない。あまりにひどく緩むとシャッター羽根まで外れてしまう。もし、鏡筒にガタがあるなら、早めの修理をすべき。
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