memo/2012-09-11
人気がないのは残念
オリンパストリップ35のカメラ修理をした。
ペンEESをベースに1968年に登場したが、その前年に海外で先行発売されていたようだ。ハーフサイズは海外ではあまり馴染まなかったというのと、カラーフィルムの普及によりハーフサイズでは引き延ばした時に粒子の粗さが目立つようになったため開発されたと言う事らしい。当時のカラーフィルムはまだあまり性能が良くなかったためだろうと思う。
その後20年間も販売されたベストセラー。故に今でも結構見かけるし、ペンに比べ大柄だからか、あまり人気もない。しかし、写りの良さは誰もが認めるところである。フィルムカメラファンには是非手元に置いてもらいたいと思う。
この個体も家庭の押し入れかタンスの中で長く眠っていたものと思われる。レンズがカビだらけなので清掃し、露出のメーターを調整してやると復活した。
別の個体(現在カフェナカノにある)での試写結果はここにある。ご覧いただきたい。シャッター押すだけでこれほどの写真が撮れる。
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