店主の日記/2011-06-30
カメラ修理・ミノルタSR-7
昨日のコニカFPのヤマ勘露出値でうまくいかなかったせいか、「やっぱりメーター内蔵はいいよなあ〜」 …なんて思いました。
SR-1にしてもFPにしても店主と同じ様な年齢(笑)、店主もメーターが無いカメラを現役で使ったことは無く、メーターが動かないカメラとか、運悪く電池が無かった時、フィルムの箱に書いてある露出値を参考に撮ったことがあるぐらいです。
コダックゴールド100の箱にはまだ簡易露出表がついてましたが、印刷が小さ過ぎて、店主の目ではよくわかりませんでしたので昔の記憶で撮りました。
Cafe NAKANO様に「晴れた日に1/250,F8前後で調整、あとはフィルムがなんとかしてくれる」なんて簡単にしか説明していないのは、ちょっと手落ちでした。やはり初めての人がきれいに撮れてこそ、ファンになってくれるのですからね。
取り急ぎ簡易露出表を作ってメールでお渡ししました。
さて、そんな訳で、ほっといたミノルタSR-7を思い出してカメラ修理することにしました。SR-7はメーターはシャッタースピードとフィルム感度調整に連動していますが、絞りには連動していません。メーターの値で人が絞りを合わせます。
SR-1では何も無い所に、メーターと目盛りがぎっしり詰めてあります。
あれ、こんな所にワッシャーがボンド付けされている(赤丸内)。トップカバーのガタつきを止めるためだと思いますが、もし、製造工程でやられたとしたら、50年前の機械加工精度の品質管理はこんなものだったのかと思わせます。
アンダーカバーを外した所をSR-1と比べます。メーターの電源スイッチの接点と赤黒のコードが追加されてます。ボディはどちらも同じものの様です。「SRE2」とある浮き出し文字がSR-7は赤マジックされていますので、組立工程上はこれで識別していたのではないかと推察します。
すみません、店主は元製造業なんでこんな所ばかり目がいきます(汗)
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