店主の日記/2011-11-06
カメラ修理・キャノンFTb その2
キャノンFTbのカメラ修理をさせて頂いたので、ついでに試写もしてみようと思いました。当店工房にもテスト機がありますのでそちらで試写することして、その個体をご紹介します。色はブラックです。
当店工房のテスト機はFTb–Nでいわゆるマイナーチェンジ後ものです。
外観上の違いは巻上げレバーの指当ての形状とセルフタイマー兼絞込み用レバーの形状ぐらいです。また、ファインダー内にシャッタースピードの表示がされるようになりました。
見た目はFTとあまり変わりませんが、測光が開放測光に対応し、レンズもFDシステムが採用されています。従来のFLレンズにも対応するためにFT同様、のセルフタイマーと兼用の絞込みレバーがついています。
ファインダー内です。画像では見にくいかもしれませんが、左下のコーナーにシャッタースピードが表示されています。これがFTbとの違いです。また、右サイドには露出メーターの針があります。これにリング上のマーカー?を合わせます。マーカーはレンズの絞りと連動しており、メーターの針にリングを重ねた所が適正露出となります。
メーターはもちろん電源をオンしないとつかえません(笑)スイッチはここです。FTは絞込みをする時に一緒にオンするので電源スイッチはありませんでした。
電池ボックスはここです。この位置はFXもFTも同じです。
最後に上から見ます。レンズは50mmF1.4をつけています。
明日は試写結果です。
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