店主の日記/2012-06-07
試写・ペンタックスSP-F
先日ペンタックスSPの修理をしながら、そう言えば工房のテスト機のペンタックスSP-Fはカメラ修理後、フィルムを1本も通していないことに気づきました。早速試写しましたので今日はそれをご紹介しておきます。
ペンタックスSP-FはSPの発展型で開放測光に対応したものです。開放測光とはレンズの絞りを開放(完全に開け、ファインダーが一番明るく見える)状態でメーターの針を合わせる(適正露出にする)ことです。これによりそれまでのSPに比べ、絞りの位置を知らせる連動レバーがレンズにつけられ、また、ボディ側にもそれを受け取るセンサー(摺動抵抗ですが)追加されています。電気的にはSPより複雑になっています。
先日の「古い写真機で写した写真展と古い写真機展」での画像はこのカメラで撮ったものです。また、いつもの工房周辺の様子もあります。試写ギャラリーの方に全てアップしておきます。
レンズは55mm,F1.8のSMC TAKUMAR、撮影条件は室内が1/60,その他は1/250です。
ここでは工房周辺の様子をアップします。
このカメラ修理については過去ログを参照ください。
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