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店主の日記/2016-09-21

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カメラケースを作る(完成まで)

特製カメラケース・マミヤ・マミヤ6オートマット

強度的な問題から芯材の樹脂板の板厚を少し厚くしてもう一度作ることになりました。一次試作から得たカメラの寸法に対する内側の仕上がり寸法もある程度反映させていますが、内側をどうするかは決めていないので「勘」で決めました。小さすぎるとカメラが入らないのですが、若干隙間があっても、カメラとケースは底のネジで止めますから思い切ってやってみました。

内側には別珍(綿の起毛布というのでしょうか?ベルベティーンを日本語にした呼び名の様です)を張ることを決めていましたが、どのように張るかは全く考えていませんでした。

別珍は浜松の隣の磐田市福田(ふくで)の特産で、国内生産95%を占めていると聞きます。以前、生産者であるお客様からグレーの生地をいただいたことがあったのですが、今回は「赤」が使いたくて大阪の専門店より通販で購入しました。当然ですが福田(ふくで)製です。

内張りは考えた上、一工夫、うまく貼れました(秘密です)。吊り金具はレザークラフトショップで見つけた「ドロップハンドル」というもので、結構いいお値段でした。カメラ固定のネジはカメラ用品として売られているアルミのカメラネジでです。

ストラップはレザークラフトショップで買った手ひも(ショルダーやハンドバッグの2枚合わせ革ひもで幅15mmのもの、これにナスカンという金具をつけ、店主の首回りの長さに合わせて作りました。ナスカンにしたのは他のカメラへの使い回しを考えたためですが、単品で見ると完全にショルダーバッグの肩ひもです(笑)。

空いている時間でボツボツやっていたので随分長くかかった気がします。気候が良くなったらこのカメラケースで外に持ち出してみます。

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