古いフィルムカメラの修理専門の東京カメラサービス浜松店です。フィルムカメラ初心者にも丁寧な説明します! 静岡県浜松市

店主の日記/2016-05-14

Top / 店主の日記 / 2016-05-14

Tag: カメラ修理 ミノルタ V2

シャッター最高速1/2000

カメラ修理・ミノルタV2

ミノルタV2のカメラ修理を承りました。シャッターを「B」にしたのち、巻き上げができなくなってしまったとのことでした。お電話でお問合せがあった時にお友達のカメラを預かっての修理依頼ということでした。

カメラ修理を始めると確かに巻き上げができません。底蓋を開けてシャッターチャージのリンクを確認したところ、シャッターが切れるようになりましたが、何回かのち「B」で巻き上げができなくなりました。

前側からレンズを外し、シャッターユニットにアクセスしていきます。
どうも分解された形跡があります。ネジ締めが緩いですし組み立て間違いもあります。シャッターユニットに到達し、シャッターチャージとシャッターを切る動作を繰り返すと、ある場所の動きの渋さに気がつきました。これが原因のようです。分解洗浄をすると動きは戻り、「B」でつまづくことがなくなりました。ここまでくれば、あとはファインダー等の整備・調整です。

ミノルタV2は1958年に発売され、シャッター最高速は1/2000まであります。しかしこの1/2000には条件があり、レンズは開放値F2ですが、1/2000の時は開放値でF8となり、1/1000でもF4となります。これはシャッター羽根を開く機械的ストロークは同じなのですが、シャッター羽根をより深く重ねることによって羽根の開きを少なくする(ストロークの最後で少しだけ開く)ように工夫されています。シャッターユニットはシチズン製でコパルSVと同じプロンタータイプです。



コメント


認証コード(3628)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional