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店主の日記/2017-05-05

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Tag: カメラ修理 コンタックス RTS

定番の故障だけじゃなかった

コンタックスRTS

コンタックスRTSのカメラ修理を承りました。

コンタックスはドイツのカールツァイスの古くからのブランドですが、このカメラの「CONTAX」(大文字)ブランドはヤシカがカールツァイスとの共同事業を行なっていた時にヤシカの高級機に採用されていたものです。
その後経営に行き詰まったヤシカが京セラに買収された後もこのブランド名は継承していました。しかし、現在は京セラのカメラ事業撤退に伴い、休眠ブランドとなっているようです。

お客様は浜松市内の方で、このカメラの定番と言えるレンズをつけるとシャッターが切れなくなる故障の理由についてもご存知でした。これは両面テープで貼り付けられているだけのミラーが経年でずれ落ち、ミラーの前端がレンズに干渉してしまうという問題です。ご来店の上、相談させて頂き、モルトの交換とミラーの貼り直しの2点に絞ったカメラ修理をさせていただくこととしました。

全作業を終了して動作を確認しているとファインダー内のLED露出計が正常に作動しません。電気的に問題があると厄介なカメラ修理になります。困ったことになったと思っていると、フィルムカウンターが動作していないことがわかりました。このカメラはフィルムカウンターが「1」にならないと露出計が作動しない様になっているようで、これは暗いところでのフィルム装填時の空送りで、シャッターが行ったきりなかなか戻ってこない(長時間露出)ことを防ぐためのようです。

お客様の了解も得て、カウンターのカメラ修理も行うことになりました。画像の赤丸のグレーの爪が巻き上げの度に歯車を一つづつ送るのですが、磨耗したのか、うまく引っかからず空振りします。磨耗するほどたくさんの写真を撮って来たのか、それとも? 疑問は残りますが調整して完了です。
コンタックスRTS



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