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店主の日記/2018-04-12

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Tag: カメラ修理 ヤシカ ミミーS mimyS

オークションで購入して分解しちゃった

カメラ修理・ヤシカ・mimyS

「”セレンは動いてるようですがシャッター粘りのため要修理です” と書いてるものを購入し、自力で粘り修理をしようとしましたが、断念。現在前玉をはずした状態で保持していますが、修理は可能でしょうか?」

と、言うご依頼です。

前玉を外してしまうとヘリコイドのねじ込み位置がわからなくなるのでピントが合わなくなります。まあ、この程度の小さなカメラの、しかもゾーンフォーカスなら大丈夫だろうと考え、部品が全部揃っていること、やや割高な修理になることをお伝えし、お預かりしました。現物確認すると、何とかなりそうなのでお引き受けしました。

ヤシカ・ミミーSは1963年に発売されたミミーの後継機で1964年に発売されました。ミミーは単速(1/60)シャッターの固定焦点のEEですが、ミミーSはCOPAL BEEMATというプログラムシャッターを搭載し、そのため外観デザインも若干変更されたものとなっています。ピントはミミーと同様の28mmF2.8のレンズですが、ゾーンフォーカスとなっています。

プログラムシャッターというとかっこいいですが、シャッターと絞りを兼ねた、シャッター羽根の開度で絞りも決めてしまうという簡易的なものです。ヤシカハーフ17もこのプログラムシャッターではなかったかと思います。こちらはF1.7の大きなレンズを持ち、セルフタイマーもついた豪華版ということでしょう。

この個体は当初のお話通り、シャッターの粘りがありました。分解されているのでレンズのピント出しの確認作業を行いました。またセレン光電池式のカメラに共通する出力落ちでのオート露出値不良もありましたが、何とか写真が撮れるレベルです。マニュアルモードもありますのでセレンがダメでも写真を撮ることはできます。

これからも長く使えると思います。



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